朝と夜随分と寒くなってきました。
寒くなってくると動物たちにとっては過ごしやすいせいか
病気も減り、患者さんの数も少なくなる傾向があります。
そんな中、猫の膀胱炎、とくに尿道結石が増えます。
・・・
ずっとそう思ってました。実際今までの診療経験で
そうでした。
ですが、最近、セミナーで偉い先生が
「寒いからと言って尿道結石が増えていない、暑い日にも
あるでしょ?」と言ってました。
うーーーん。そうかなぁ。やっぱり多いと思いますし、
昔、夜間緊急病院にいたときも冬場はとても多かったです。
基本、町の獣医師も冬場は結石が多いと思っています。
なぜ偉い先生と感覚が違うのか。やっぱりこの辺りは
現場の診察と大学内での診察との差でしょうか。
現場と上の立場・状況違いは本当に厄介ですね。
今少し話題になってる脱ハンコ。
ハンコ押すのを減らして効率よくいきましょうっていうもの。
上の人はチェックするだけだけど、下の人はイチイチハンコ
押さないとダメ。
ハンコハンコハンコ・・・
銀行で何か手続するときもハンコハンコハンコ、割り印とか
捨て印とか、訂正印とか。
ハンコハンコハンコ…
躍起になって押してくれと言ってくるし。
みんな必死になってもらいに来る。 亡者かと思う。
押したら押したで、鬼の首とったかのように、今度は
「認めたうえであんたは押したんだ!」って言ってくる。
もうかなしいです。 あんな100円程度のプラスチックの
ハンコがそんな効力があると認めるなんて。
私、そういうのが大嫌いで、飼い主さんからハンコ
をいただくことはしてません。
飼主さんが診察費が足りずに売掛になるときとか。
必ず払いに来てくれると信じてますから。
が、悲しいかな、今まで何人もそのままトンズラが。。。
一筆書いてもらって、ハンコをもらうべきなのか?
けどやっぱりいやだなぁ。