魚の止血剤
- アルタム動物病院
- 2020年8月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年4月8日
魚の止血剤最近魚の止血剤なるものがあることを知りました。
魚から作られている止血剤でなく、魚のための止血剤です。
どんな時に使うかというと、スポーツフィッシング等でキャッチアンドリリースするときに血が流れている状態で魚を逃がすと死んでしまうかもしれない時に使うそうです。
すごいなぁ~と ネットの記事をぼーっと見ておりました。が、開発者を見て驚いた。獣医兼バスプロ(主にブラックバスとかをスポーツフィッシングする人)とのこと。
うーーーん。 獣医でバスプロかぁ。 私はちょっとなぁ。魚は傷みを感じないとされてます(最近そうでもないという話もアリ)。けど、食べもしないで、面白半分で針に引っ掛けるのは嫌です。しかも魚って人間がじかに触ると皮膚がやられてしまいます。
たまに犬猫も釣り針引っかかった犬猫も来ます。飼主さんは慌てて来院されます。普通の獣医なら経験はあると思います。
こうやって犬猫はかわいそうだと言って来院されるのに、魚ならOKなんでしょうか?しかもスポーツとかと言って。 犬猫もスポーツと言って釣り針で引っ掛けたらOKなんでしょうか?
私はこういった理由で釣りしません。とくにスポーツフィッシング。
獣医ならやってはだめだと思ってやりません。人にはその考えを押し付けませんが…
といいつつ、私も小学生の頃は魚も釣り、トカゲやカエル、バッタなどをそれはそれは超が付くほど残酷な方法で殺しました。 そういったことができるのがすごいと思った頃がありました。その頃の私と比べたら、魚のために止血剤を作った人の方がマシかもしれませんが…
当院のアルタムという名前はアルタムエンゼルという魚の名前からとってます。魚好きだから今回の魚の止血剤にひっかかたのかな。
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