ゲレンデが溶けるほど隠したい
- アルタム動物病院
- 2019年2月22日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年4月8日
徐々に温かさが出てきました。しかし、ラジオから広瀬香美の
ロマンスの神様やゲレンデが溶けるほど恋したいの歌がまだちょこちょこと
聞こえてきます。
この歌を聞くたびに大学生時代を思い出します。
ちなみにいつも通りですが、バカバカしいお話です。
しかも少々長いお話ですので、心に余裕があるときに見ていただけたらと。
大学生時代は雪国でした。
近所のスキー場に友人の車でよく乗せていってもらいました。 30分も車で走れば近所のスキー場につきますので、いつも 軽~い気持ちで言ってました。 当然、スキー道具、ウェアも 自前のものです。
スッといって、スッと帰るので、スキーウェアを着たまんま 車を乗車&運転です。
その日、近場でなく、遠いスキー場に向かいました。 その日は朝早いので、朝食には コンビニで買っていたパンを車内で私は食べていました。
雪国なので、当然寒く、車内も暖房をガンガンつけ暖かいため、 よく寝てしまいます。その日も運転してもらってるのに、 寝てしまいました。
起きたころにはスキー場の駐車場。 リフト券を買い、板と靴を固定しようとしたときに とんでもないことに気が付いた。
なんと、私のお尻に茶色い物が付いているではないか! よりによって、私のまさに肛門とドンピシャの部分です。
焦りました。メチャクチャ焦りました。 思春期です。 周りの眼もめちゃくちゃ気になる年頃です。
ここはいつものスキー場でなく、遠方の場所。 しかもここは有名な場所なので、人の数が違う。
どうしよう。私、車内でもらした!? とは思わなかったものの (さすがに年齢的に漏らさないし、スキーウェアを超えるぐらいに でない)
手袋を取り、恐る恐るお尻についているウ〇コと思われる物体を ぬぐって、におってみた…
クンクン・・・ チョ、チョコレートだぁあああ!
思えば、車内で食べたパン… チョコレートでコートしたパンだった。 チョコレートの破片が私のお尻付近に落ち、溶けたものだった。
トイレに駆け込み、備え付けのトイレトペーパーで拭く。 まさにハタからみれば、純粋にウ〇コを拭いているにしか見えない。
懸命に拭くもただちょっと色が薄くなるだけでほぼ取れない。
あきらめ、友人たちと合流。 『こんな広い場所なんだ! 誰も私のおけつなんて見ない!』 と心を奮い立たせる。
が!こんな広い場所にも他人のケツを見る機会の場所があるんです。
それはリフト。 リフトの列。 ここは有名なスキー場のため、人が多く、列が長い。当然、並んでいる前の 人の姿を見る。
あたり一面、白銀というか白い環境。 当時の私のスキーウェアは白い服。白い服にちょうど肛門付近に 茶色いしみがついているわけですから、とにかく目立つ。
はずかしい。はずかしい。 はずかしいと思っていたら、 やっぱり気が付く、友人の一人。 コイツめ!
おまえ、けつにウンコついてる!と言い始めた。
私は違う、違うんだ!車内で食べていた、パンのチョコが付いたんだと 言っても信用しない。場所が場所で、色もウンコ色です。
私『ウンコというなら、俺のけつを匂ってみろ!』 といったものの…
あたりまえというか、だれが人のケツを好き好んで匂って、 ウンコかチョコレートかをソムリエみたいなことをするか!って感じで 誰もしてくれない。
その日は私、ウンコもらしビトになった。
わざとその日は何回もスキー場でこけてお尻付近を汚した。 消せない過去を必死でごまかそうと。
悲しき思い出のスキーウェアは社会人一年目で捨ててしまった。
もう学生気分じゃだめだ!とよく言われもしました。
お尻の汚れを見て、あの日を思い出した社会人の私の日。遠い過去です。
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