検便は基本的におなかの中の寄生虫を検査しております。
子犬子猫の時にはよく検便をします。
その理由はよく母親からもらったり、拾い食いをよくするからもありますが、
幼少時は寄生虫を自ら駆除できないからです。
この検便は実は大変正確性が低い検査です。
なぜかというと、基本的には検便は寄生虫の卵を検査しているからです。
今日は卵を出さない日であったり、虫が成虫になってなかったら、卵を出しません。
さらに、卵を出さない寄生虫もいる為です。
そのため、検便の正確性は10%位しかないとも言われてます。
よくペットショップで検査して虫がいないと言われたのに、のちのち検査して
虫が出て、どうなってるんだ?とショップに怒ってる方をチョコチョコみますが、
こういう理由で完全ではないんです。
ひどいケースでは5,6回も検便したのに、数日後には虫が出たりしたケースも。
では、虫がいるかどうかわからないのならば、試験的に虫下ししたらいいじゃん!
って考え方もあるのですが、これもまた厄介です。すべての種類のムシを網羅できる
薬はありませんので、3種類ぐらい飲んだり、ある虫に関してはかなりの用量の薬を
飲まないとダメだったり、1週間ぐらい飲み続けないとダメだったりですので、
困ったもんです。
すべてを網羅する薬の登場を希望します。 特に香川は寄生虫多いので。