ちょっとずつ涼しくなってきました(そんなことを書いている院長室の只今朝の時点で37度を超えていますが)。
秋になると害虫系が活気づいてきます。 ノミダニ蚊がわんさか。ノミダニは駆虫薬で対処、蚊に関しては蚊を予防というより、蚊の中に含まれるフィラリアを予防(駆虫)することが重要になります。
なんだかんだでノミダニ蚊は何とかなるのですが、この時期のスズメバチはどうもこうも行きません。
あれは本当に危険です。私も数年前までは危険とわかっていても、体験するまで真の危険さを知りませんでした。
テレビでゆっくり逃げましょうとか、手で振り払ったらダメとか、黒い服がダメとか、ヘアースプレーやら香水がダメとかさんざん言われていますが、まぁそれは相手がおとなしい時が有効なだけです。
あいつらはすでにスイッチが入っていたら、そんなことは関係なしです。しかも遭遇してから、スイッチが入るならば逃げれば済むのですが、遭遇する前からスイッチが入っていたら、いきなり襲い掛かってきます。しかもこっちが近寄らなくても。
スズメバチの恐怖体験があります。私は以前からスズメバチがよくいる木を把握してました。ある日の夜、車でその木のそばを時速4km位で通っていたら、突然、車の運転席側の窓にすごい羽音とその後窓に何かをしている音が聞こえたので、持っていた懐中電灯を運転席側の窓を照らしたら、キイロスズメバチが攻撃、及びどうにかして中に入ろうとしてきていました。どう見ても私の顔面狙って襲ってきてます。もうメチャメチャびっくり。
窓が確実にしまっているかを確認しようとしましたが、少々パニックになっていて思わず逆に開けそうになったり。。。
夜、スズメバチはおとなしくなると言われていていますが、それでもこれです。 木に近づいて10秒あるかないかの出来事。 もしもあの時、窓を開けていたら・・・ もしもあの時、暗闇で散歩して、何も見えない時に突然顔面に「なにか」が飛んで来たら・・・ 後々考えたら、さらに怖くなりました。 前日に他の人がチャチャいれていて(あとでネットで見つけた)、スズメバチはそれでスイッチ入っていて興奮していたのでしょう。
このようなケースは対策しようがないです。ですので、スズメバチをよく見るところは明るいうちに把握し、その場所を完全に迂回するか、スズメバチを見たら、今の時期とにかく顔面をしっかり手で隠して顔面を防御するしかないかと。まともな対策はないと思います。準備としてポイズンリムーバー(有効を疑問視する意見もありますが)を持っておくのもよいかと思います。安いし、腐るもんでもないし、医者を介さずに手に入りますし。ただ、このポイズンリムーバー使える部位としては陰圧がかけられる場所にしか使えないというのが難点です。なので髪の毛のある頭は使えません。なので、できるならば、頭も防御できたらなと思います。スイッチ入ってるハチは回避できないと思いますので、ほぼ刺されるのを前提で書いてますが。
犬と猫は口回りと足先を刺される傾向があります。今のところ、死亡の経験はありません。
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