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6月 マイクロチップの義務化。

6月に入りました。梅雨がやってくると思うと憂鬱です。けど、水の乏しい四国、ダムの水も約50%。必要な梅雨ですね。


6月1日より、マイクロチップの義務化が始まりました。 以前からえらいさんが検討して、1日からスタートしたんでしょうけど、まぁ私ら、下っ端庶民には何にも届いてないような気がします。 私も開業獣医で飼い主さんよりかそれなりに知ってるはずなんですが、事細かなルールを知りません。少なくとも4月末日に説明会みたいなのがあったのですが、その時にも説明者が「まだ詳細わからない」という始末。5月に詰めるのかと思ったら、なんかそのまんま6月です。 まぁ、とにかくショップで売るにはチップ埋めましょう、指定されているところに登録しましょう、今すでに飼っている動物は努力義務って感じなんでしょう。


チップ入れるのは私は入れるのはどちらかというと賛成ですが、正直しぶしぶです。



たまに数ヵ月齢の子犬子猫で「こんな小さいのに入れるのはいいのか」と言われますが、小さい頃でないと太い針を刺したときに思い切り噛みついてきますので、とても入れられません。例えば、動き回るわ噛みつくわの凶暴な毛の深い大人の柴犬なんて、とてもでありませんが、確実性をもってマイクロチップを挿入するなんてできません。小さければしっかり押さえられますので、入れられます。だから小さいうちなんです。けど小さすぎると今度はストライクゾーンが狭くなるので、これはこれで入れるのが難しくなる時もあります。


私は小さい動物になんて入れたくないです。だからおすすめは避妊去勢時に麻酔下で入れてあげるのが一番いいと思います。確実ですし、痛みもなしです。


マイクロチップは安全性は高いと思います。 体の中に入れてガンを引き起こすという意見もありますが、うたがわしいです。 

それよりか人間・動物の血液からマイクロプラスチックが検出されている問題の方が、もっと怖い気がします。まして人間は長生きですので、その間どれだけ蓄積されて、どうなるのかもわかりません。そして口から食べてて、なぜに血管の中にと思います。相当細かいんだなぁと。犬猫も血液中にマイクロプラスチックを持ってると思います。


屋島の海岸を歩いて、ペットボトルや発泡スチロールなど様々なプラスチックゴミが捨てられているのを見ながら考える6月スタートでした。

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