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2022年1月スタート

2022年始まりました。今年もよろしくお願いします。

臨時休診日の期間も結局は急患の方がご来院されました。幸い?というか、本当の急患で、とてもその日のうちに治療しないととんでもないことになる症例ばかりでした。

そして、前回のブログに書いた、犬の異物誤食と猫の尿道疾患がものの見事に急患として来院されたのは、おお!予言みたいになってしまったという感じでした。


私自身、年末年始は1日だけ遠出しました。日帰りでしたが、高知の「いの町」に行ってまいりました。当然誰にも会う予定はありません。人をほぼ見かけません。サルには遭遇しました。歩行者を2人見ましたが、サルが4匹とサルの方が多く見る始末でした。


いの町に何故行ったかというと、大森川ダムというところに行きたかったからです。

しかし結局、ダムには到達できませんでした。なぜなら、命の危険を2度ほど感じたからです。道がとんでもなかったんです。 


冬場だから雪が降ってる、路面が凍結してるから危険のもありますが、それだけではありません。この大森川ダムへの道は、超ダート・酷道として、マニアに知れ渡ってる道だったんです。最寄りの長澤ダムから大森川ダムまで私のカーナビだと20分となりますが、実際の道は超グネグネ道で車1台がやっと通れる幅です。そしてなんと地面が全く補装されていないんです。山道なので上り下りもあるのに。しかもガードレールもなく、落ちたら一気に崖に一直線です。そのため、時速2㎞~5㎞位しか出せません。さらにさらにオフロードカーやオフロードバイクの方に人気で、それらが走ってることもあり、道が削れ、道路の真ん中にはすごい高さのワダチができてるんです。


こんな道ですので、夏場でも普通の車なら1時間以上かかります。 それを冬場に知らぬとはいえ行ってしまったのは失敗でした。現地では雪はほとんどなかったのですが、ワダチが凍っていて、とんでもない硬さになっており、車の下をこすり倒したり、車がワダチに乗り上げてしまい、身動き取れなくなりました。ワダチを避けるために道のフチらへんを走ろうにも、車1台分の道幅で、しかもwith崖ですので、無理です。 一度乗り上げてからもう無理と思い、帰りました。


残り半分ぐらいのところでした。途中で補装された道になるかもしれないという期待と、今引き返しても再度あの酷い道を通ることになる、Uターンできる道幅もないということから半分まで来てしまっていたのでした。 家に帰ってから調べると最後まで補装されてないと知り、行っていたら多分、死んでいたんではないかと思いました。 補装されていたらここまで危険じゃなかったはずですが、補装されてるかどうか事前になんて調べないよ~です。しかも雪国で学生生活を過ごした経験がありますが、ほとんど雪がない状況で、土があそこまで凍ってるなんて想像できませんでした。見ても触るまで凍ってるかわからないですし。


なんとも愚かな休みとなりました。皆様は行くことはないでしょうが、行く方はスタッドレスタイヤとチェーン、車高の高い4輪駆動、シャベル、食料、ロープ、複数の車でという装備で行ってください。ちなみにスマホは・・・ほぼ役に立ちません。

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