11月になりました。 少しずつ寒さを感じております。今日も元気に診察中!と言いたいところではありますが、実は私、10月の最後の日に やってしまいました。
それは10月31日の水曜日。 病院が休診日でした。 朝、家の掃除をしていた時、片手でソファーを持ち上げた瞬間、恐怖の大王に金属バットで腰を殴打された感覚を感じました。
かっちょいい病名は急性腰痛症 カジュアルな病名はぎっくり腰。
それはそれは筆舌つくしがたい痛みで、思わず20代の若かれし頃の悲鳴をあげてしまいました。 その後、崩れ落ち、その場で1歩もあるけず、助けを待ってました。
あと少しの距離に電話が落ちてましたが、届きません。
窓からはそこそこポカポカの日が差しております。 穏やかに時間が過ぎていきます。
ちょっと理想的な死に場所です。 (紅茶片手にロッキングチェアーに座り、ポカポカの日差しがある中、テラスでゆったりと死んでいくのが私の理想)
但し、今はその理想と同じ部分は日差しの部分しかなく、中年のおっさんがソファーの横でみっともないポーズでひっくり返っているわけですから、死ぬわけにはいきません。
何とかはいずり、電話に手をかけ、家族に電話するも出ず。 いよいよ困っていたところ、
いきなり電話が鳴りました。 家族からか!?と思いきや…
患者さんから急患でした。
(内容:おちんちんがでっぱなしになっているとのこと)
さいわい、電話対応のみで済むような状況でしたので、事なきを得ました。
まさか患者さんも電話の向こうで私がみっともないポーズで電話してるとは思いもしないでしょう。
(ちなみにおちんちんが出っぱなしの件はまれに大変な状況のこともあるので油断できない)
その後家族が帰ってきて、事なきを得ました。
というわけで、いま、私、歩けるようにはなりましたが、痛み止め飲んでコルセットまいて
診察中です。 そのため動きがまるでロボットのようですが、心の中で笑う程度でお許しください。