過去のブログにも記載しましたが、
病院内での猫は猛獣です!
もう一度言います。
猛獣です。
ご自宅内でいつも見ている愛猫とは違います。 ガラリとかわります。
(変わらない猫もいますが、ごくごくごくごく少数)
スタッフや私の手、さらにほかの動物病院の先生も見てみてください。
必ず傷だらけです。 それはすべて猫の傷です。
それだけ猫はすごいです。 パワーとスピードと気持ちの変化の速さが。
スイッチが入ったら、だれかれ構わず噛みつき&ひっかきます。
いざ暴れたときは、絶対に顔を近づけないでください。
(お手伝いしていただくのはありがたいのですが、その場合は100歩譲って
手を出す程度に)
本当にズタズタ&ガブガブです。
猫は多くの病気を持ってます。私もそれに感染し、死にかけました。
スタッフや獣医師もかまれれば、大けがをし、一歩間違えば、猫の噛傷で死にます。
暴れた時は、スタッフは、懸命に猫を抑えてくれます。 抑えられている猫の姿が飼い主様にとっては「うちの猫を手荒く扱ってる!」と見えるかもしれません。
しかし、抑えざるを得ないのです。 麻酔も下手にかけられません。 ケガするわけにもいきません。 犬と違い、なだめて落ち着くケースは極めて少ないです。
私も、飼い主様に思わず、その場で手を出さないで!ときつく言う時があります。
飼い主様にけがを指すわけにはいかないからです。
スタッフは特に頑張っております。
病院(おそらく全国の動物病院)からのお願いでした。