猫のおそろしい理由 ボディ編
- アルタム動物病院
- 2017年7月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年4月8日
前回のつづき。猫は恐ろしい理由。
何が恐ろしいかというと、まさにbody and soulです。
まずはボディ編。
猫の攻撃手段は 一番はカミツキ攻撃。 強烈です。 犬に比べると、顎の力は弱いのですが、それ以外は犬より強い。 強い点①歯が鋭いせいで奥まで入る。牛や豚の皮でできた頑丈な手袋も容易に貫通。
②カミツキが正確。狙ったところを的確に噛んでくる。 犬は空振りが多い。 ③口の中の菌が最強。噛まれた後、異常な位に化膿する。
私も一番ひどかったときは本当に死にかけましたし、腕を切断するか? までなりました。
そして第二の攻撃はひっかき攻撃。 これも強烈。 なんてったって、4つ足で攻撃。しかも爪は18本。鋭く引き裂く。 そして、化膿する。 あのジャンプ力を誇る足でけられるとズタズタです。 そして、結構な確率で溶連菌を持ってますので、すごい出血しますし、 治っても、みっともない傷跡が残ります。
つまり猫の攻撃への完全防御をしようと思うと、口と手足合計5か所を 抑え込まないと無理です。 完全に制御するには人間の手が5本必要です。
しかし、猫の体の柔軟性がすごく、まるでウナギを捕まえるようなもの。 口と手足を抑えても、グニャグニャと体をよじらせて対抗します。 ウナギを捕まえるにはあまり力を入れすぎないというコツがありますが、 猫はそれをしすぎると皮がよく伸びますので、ズルっと抜けて、攻撃してきます。
それでも何とか猫ちゃんを抑え込み、これらをカミツキ攻撃、ひっかき攻撃完全に攻略した! と思ったら大間違い。 便とおしっこをまき散らします。それも尽きたときは、 猫ちゃんはリーサルウェポンを発動します。それは肛門の横にある、肛門嚢の分泌です。 この肛門嚢の汁はかなり臭く、残効性もかなりありますので、部屋がしばらく匂い 続けます。 これらの手足以外の攻撃は回避不能です。
猫の恐ろしいことbody編でした。 猫のおそろしいことsoul編に続きます。
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