最近テレビ等でアリゲーターガーがどこぞの池で出たや捕獲されたというニュースを聞きます。
私自身、外来生物にとても興味があり、さらに熱帯魚好きなので、人一倍注意してニュースを見ておりますが、引っかかる点があり、ブログ更新。
ニュースではアリゲーターガーという、本来日本にいない魚が出現したという、外来生物の要素で取り上げるのは大いに重要だと思います。数が少ないうちにしっかりと駆逐する必要があります。 しかしながら、プラスアルファとして、歯が沢山あり、危険というところがやたらピックアップされてる気がしてなりません。
危険だから駆除しましょう!じゃなく、生態系に異常が出るから駆除しましょう!っていうところをしっかり言うべきです。
確かにあの歯の部分だけを見れば、危険に見えますが、実際は相当臆病であり、動きも緩慢。ちょっかいを出さなければ、噛まれることなんてまずない。しかも、噛まれても骨まで持っていかれることなんてまずない。川や池にいる外来生物ではカミツキガメ、ワニガメの方がもっとまずいと思いますし、天然記念物のオオサンショウウオやチュウゴクオオサンショウウオも子供の指を食いちぎるほどのパワーがありますので、個体数の数の面においてもこちらの方が危険かもしれませんね。
実際のところ、犬猫の方が圧倒的に危険生物です。特に猫。
その理由。
①猫もれっきとした外来生物。しかも侵略的外来生物として世界的にもワースト。
②攻撃的な個体も多い。 歯もあれば、鋭い爪もある。動きが俊敏。
③個体数が爆発的に多く、都会であれ、田舎であれ、接触する機会が多い。
④将来的に狂犬病のおそれあり。
⑤猫ひっかき病やパスツレラという、死亡する可能性のある病気を持っている。
⑥猫が危険ということを知らない人が圧倒的に多い。
私自身も幼少時に猫にかまれて、敗血症の一歩手前までになり、腕の切断も考えなきゃいけないことになりました。後遺症で今も指は曲がったままです。
もっともっと動物のことを知り、正しく対処していく必要があると思います。
メディアもしっかりと取材してほしいですし、それができないのならば、せめて公平なニュースながしてほしいものです。
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