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10月 猫の巻き爪

10月になりました。暑さも和らぎました。朝起きて外に出たときにふっと空気の冷たさを感じます。 あれだけ嫌だった暑さですが、空気の冷たさは毎年さみしさを感じます。


当院も開院してだいぶたちました。病院も古くなってきましたし、患者さんも飼い主さんも私も年をとったなと感じます。 一番のおどろくことはお子さん連れの患者さん。

久々お子さんを見るといつも『えっ!?あの子がこんな大きくなったの?』と驚きます。


最近よく見るのは犬猫の巻き爪。 動物も人間同様、高齢者が増えてきてます。年取って散歩行かなくなったせいで爪が伸びる犬。飼い主さんが年取って散歩がしんどくなったせいで爪が伸びてしまうケースもあります。


猫も年取って関節が変形したりして爪をとがなくなって巻き爪になってしまいます。

猫は特殊ケースもちょこちょこあり、最近ではスコティッシュフォールドやマンチカンなど関節に生まれつきトラブルが出やすい猫は生後1歳でも爪を自分で研ぐことができず、刺さる子がいます。


どんどん爪が伸びると自分の肉球に刺さります。意外と痛がってるように見えません。ある日突然刺さるというより、じわじわと刺さりますので、そのせいで痛みに少し慣れてしまうのでしょう。なめる子もいますが、全身の関節が固くなったせいで指をなめたくても舐められない子もいます。


猫は爪を基本的には収納していて外から見てもわかりづらいことが多いです。10歳超えたら2カ月に一度は爪を出してみてあげてください。


ここでちょっとマメ知識。猫は爪がなくても爪とぎをする。 たとえ手術で爪をすべてとっても爪とぎはします。爪を研ぐ行為は目的は複数あるという説はこの点においても当たってるなと思います。


 
 
 

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