1月5日(木)通常診察始まりました。 少々混んでしまい、新年早々来ていただいた患者さんをお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
1月は臨時休診は今のところありません。今年もよろしくお願いします。
ーーー以下、院長の無駄文ですーーー
正月の間、八栗寺に初詣に行きました。私は無宗教で行くんだ!と心に決めて、死ぬまでそれを通そうとしておりますが、さすが日本に生まれ、日本で育ってるせいで困った時の神頼みをよくしてしまうのと、なんとなくお寺に行ってしまう癖がついてしまってます。
今回の初詣に八栗寺になぜ行ったかというと、出店が四国の中で多いほうだとネットに書いてあったためです。 要は出店に行きたかった。
八栗寺にお昼に向かったのですが、お寺に行く途中の道がゲキ混み。 マジか、さすがお正月みんな参拝かぁ~と思っていたら、違った。渋滞に30分つかまってたんですが、うどん屋「ヤマダ屋」渋滞でした。うどん屋すぎたら、すんなりと八栗寺の駐車場へ。
そこから山の山頂にある寺へ向かう。
八栗寺のケーブルカーをよそに登山道へ。ケーブルカーも結構混んでいるので、徒歩の方も多いし、犬連れの方も多く、その方々は登山道へ。中々の登り路。 人間は息絶え絶えになってる人ばかりでしたが、犬はみんな楽しそうに見えましたが。
私も息切れして寺につきましたが、出店がない!バカな!?とうろたえておりましたが、登ってきたちょうど反対側の方にありました。10軒ほど。 少ない・・・ 多いほうだとネット情報だったんですが。田村神社も多いとのことですが、これだとしれてるなぁ。
りんご飴、フライドポテト、カラ揚げ、東京焼き(そう書いてあったけど、見たらベビーカステラでした)、イカ焼き、たい焼き、お面、甘栗のラインナップ。 お年玉をもらって金持ち気分の子供がお年玉をあれよあれよと巻き上げられ、世の中の厳しさを知るくじ引き系統はありませんでした。 私も小さい頃プラモデルくじで、帰りしなには手に持っているのは何故か力の抜けるような音のなる風船のついた笛を複数本持って帰る人間でした。
それでも今回はイカ焼きを堪能しました。おいしかったです。
出店で小さい頃のほかの思い出として、見世物小屋。あれは今でも覚えている。
とても大きな小屋。外にはおどろおどろしい絵が描いてあり、体は牛、顔は人間の牛女や顔は人間、体は蛇の蛇女など。恐怖。
小屋には小窓がついており、外から小窓越しに観客の顔が見えるんです。
みんなすごい顔して見てるんです。それがますます興味をそそる。
入場料は高くて、自分のお年玉からは何としても払わず、いとこのおじさんのお財布にたかって入場。 内容はネタバレなので書いていいのかどうか迷いますが。。。
蛇女はおばちゃんが頭を落とした蛇をすすってモチのようにすすっていた。もう一つは小さい頃の記憶・判断力なので完璧ではないですが、手足の関節が逆に曲がった身障者の方が笑顔で踊っていた。
私、帰りしなのおじさんの車の中でどんよりしてました。正月の浮かれ気分はふっとんでいました。確か私は小学1~3年生だったと思う。
見世物小屋が怖かったのではない、看板と内容が違ったことではない。当時の心の中を詳細に書けないけど、あえて書くならば、身障者が体が悪くても働かなきゃいけない、そして見世物としてああいうところで働かなきゃいけないということに本当に衝撃を受けた。世の中の闇をすごく感じました。今でも強烈に心に残っている。
今またもし見たら、私はどう思うのか。あの笑顔はどういう笑顔なのか。今、大人になったからこそその裏側を考えてしまう。仕事が楽しくて笑っていたのか、客商売だから笑っていたのか・・・楽しくて笑っていたら、私は当時子供だったけど、どんよりした気分になったのは相手に失礼だったことになる。
出店を見るたびに思い出すが、
今回の初詣の最後はお賽銭入れてお祈り。無宗教のくせにお祈り。自分のことは一切頼まず、ほかの人や動物のこと。少しは叶えてくれてもいいやんと思う。
りんご飴をお土産に家路につきました。
皆様、今年もよろしくお願いします。
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