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マイクロチップ

更新日:2022年3月17日

最近マイクロチップを入れられる方が増えております。法律で入れることを義務付けられたせいもあってのことだと思います。(ペットショップでいる犬猫は100%義務、法律施行前の動物は努力義務で入れる)


ショップから購入した犬猫は現在確実に入ってますが(そのはず)、もらった・拾った犬猫には入っておりませんので、入れる必要があります。入れる時はHPにも書いた通り、痛みをかなり伴いますので、避妊去勢時等、麻酔をかける必要のある処置時についでに入れてあげるのがベストと思います。


このところ多い質問というか、勘違いが、

「マイクロチップを入れていると、いなくなっても居場所がわかるんですよね?」

です。


違います! マイクロチップ=GPSではありません


今現在、うちのクロちゃんは屋島の山頂でうろうろしてる!とかわかりません。

ではどうやってわかるかというと、クロちゃんが人間に捕獲されて、動物病院や保健所などのマイクロチップリーダーを備えているところに連れていかれた場合です。


それで初めて、その動物が羽生さんちのクロちゃんだ!とかわかります。


ただし!これすごく重要ですが、その時動物の生死・状態は問いません。

何もけがもないこともあれば、交通事故で下半身不随になろうが、亡くなられていようが…

です。 特に猫は健常な状態で捕獲されることは極めてまれです。何らかの事故で動けなくなって、捕獲されることが多いです。

マイクロチップは悪く言えばこの程度です。とにかく動物は逃がさないということが大事です。





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